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すきろぐ。

美容関係を主に、iherbのレポなどを書いています。

【京都旅行】静かで美しい庭園揃いの大原の寺院をめぐる

大原はお寺の密集地

お寺群

京都旅行記最終回です。chuckyです。

記事4つ目にして、ようやくお寺が登場しますw

しょうがないの。初日に台風がぶつかったから、しょうがないの。

文句は台風にぶつけてくだされ。

それでは、美しい庭園揃いの大原のお寺を、それぞれご紹介していきます。

 

 

音無しの滝のすぐそばにある「来迎院」

来迎院

朝一で行った音無しの滝に一番近いお寺、「来迎院(らいごういん)」。

ここは声明(しょうみょう)の修練道場として開山したお寺なのだそう。詳しくは以下から。

京都観光Navi:来迎院<左京区>

声明(しょうみょう)というのは、唐から伝わった仏教歌謡。簡単に言うと歌う念仏といいましょうか。来迎院はその修行のために開かれたお寺、というわけです。

元々は大きなお寺だったようですが、今は下の方にある勝林院と2つに別れ、この来迎院自体はとても小さなお寺さんでした。

写真にある門をくぐって受付に行き、参拝料を払って本堂へ。

朝一ということで誰もおらず、僅かに降りだした雨の音を聞きながら、本堂を少し参拝しました。そしてあんまりにも静かだったもので、本堂の隅に座らせていただいて、大原の朝を静かに過ごさせてもらいました。

あ、中の写真はないです。撮影禁止だったはず。

それ以外のお寺さんでも、正面門以外の写真はとってありません。撮影禁止のところも、もちろんありますけれど、写真をとるのはなんだか違うなと考えての判断です。

どんな場所なのかはぜひ、ご自分で見に行ってください。

緑にあふれた、静かで穏やかなお寺さんでした。

 

血天井もあるお寺、「宝泉院」

宝泉院

来迎院から三千院の方へ道を戻りまして、更に奥へと進みます。

そして一番奥にあるお寺、「宝泉院」に参りました。

ちょっと奥まった場所にあるので、見落としがちになりますが、勝林院に行く前にぜひ、こちらの宝泉院に向かってください。とってもステキなお庭を楽しむことが出来ます。

台風の翌日、そして比較的早めに行ったこともあって、人がほとんどおらず、とっても静か。この宝泉院ではお茶とお菓子がつきますので、温かいお茶と美味しいお菓子をいただきながら、美しいお庭を楽しむことができます。近くの沢の音が静かな空間に響き渡り、ほっと一息出来るお寺さんでした。

このお寺さん、庭の撮影はOKなのですが、室内の撮影はNGです。

そしてお庭が眺められるお部屋の天井には、伏見城の血に濡れた床板が使用された「血天井」があります。今絶賛放送中の「真田丸」の時代、関ヶ原前に豊臣軍に寄って伏見城を攻められ、殺されてしまった徳川の忠臣らの霊を慰めるため、そして供養のために祀ったものだそうです。この辺が室内の撮影NGの理由でしょう。

真田丸を毎週楽しみにしている私としては見ないわけにはいかない! というわけでお庭を楽しんだあとに、天井を見上げました。

が、あんまりよくわからない。

うん、まあ、見たっていう事実が大事かな。

血天井はよくわかりませんでしたが、小雨が降り注ぐお庭は青々としていて、とーってもキレイでした。晴れていてもキレイなんでしょうけど、雨に濡れた草木が、しっとりとしてとても美しかったです。

そして最後に、勝林院よりもまずさきにこちらへ! と行った理由をお話しましょう。

それは、参拝料が少しお値引きされるからです。

宝泉院の受付で教えてもらえるのですが、勝林院とのセット料金が存在します。お値段は¥1,000。別々にお金を払うと、宝泉院で¥800、勝林院で¥300かかります。しかしセットでお金を払うと¥100引きになります。そんなに大きな金額ではありませんが、お値引きになりますのでぜひ、ご利用ください。

 

金ピカの大仏に出会えるお寺「勝林院」

勝林院

最初に行った来迎院とは兄弟のようなお寺さん、「勝林院」。

こちらにはお庭などはなく、正面に見える本堂に大きな金ピカの大仏さんと、2体の仏像が安置されています。

この本堂に安置されている仏様がびっくりするほど大きい! 来迎院、宝泉院と比較的小さめの仏像が安置されていたので、こちらも同じくらいの仏像だろうと思ったら、でーん! と金ピカの阿弥陀如来が座っております。本堂に入る前に仏像が視界に入ってくるので、思わずおお、と声を出してしまいました。

圧倒的存在感の大きな阿弥陀如来の仏像を、思う存分楽しんでください。

しかし、楽しみはそれだけではありません。

階段を上がり、本堂に登ったらまず、上を見てください。

素晴らしい細工が、本堂の張りに彫り込まれています。孔雀とか、鳥が多かったですね。本当に見事なので、見応えがありますよ。柱に上を見てくださいと注意書きがありますので、忘れずに見上げてくださいね。

私が本堂に入った時、朝早かったためか、お坊さんが読経をなさっていました。さすがは声明のお寺。「なむあみだ〜なむあみだ〜」と歌うように読経されていました。「天台宗南無阿弥陀仏なのか」と思いつつ、声明というものを聞けたことがとっても嬉しかったです。あちこちで声明の説明があるにも関わらず、実際に聞ける場面に遭遇できるのは極稀です。本当に良い機会でした。

 

庭を歩ける「実光院」

実光院

勝林院を後にしたら、次は一度は通り過ぎたお寺、「実光院」へ。

こちらでもお茶とお菓子をいただくことが出来ますが、その場合は参拝料¥700。お茶とお菓子をいただかないことも出来まして、その場合は¥500となります。私は宝泉院でお茶とお菓子を頂いていたので、こちらでは遠慮させてもらいました。

受付をするとご案内してもらえるのですが、こちらのお寺は庭を歩くことができます。受付のすぐ裏手に降り口があり、専用のつっかけが置かれています。ぜひ歩いてお庭を楽しんでくださいね、と受付のお姉さんに教えてもらったので、歩いてきました。

直前まで小雨が降っていたのですが、お庭に降りたら止んでくれてラッキー。雨露に濡れた花々を愛でさせてもらいましたよ。季節に寄っては、いろんなお花が咲いているそうです。ちょっと時期外れでお花はあんまり咲いていませんでしたが、それでもとってもステキなお庭でした。

ぐるっとお庭を歩いたあとは室内に戻り、今度はお部屋からお庭を拝見。部屋の梁が額縁のようで、ほわ〜っと口を開けたままお庭を楽しませていただきました。こちらも人が少なく、ゆっくりのんびりとした贅沢な時間を過ごすことが出来ましたよ。

あと、お部屋には仏教で使われたであろう楽器が置かれていました。ここ大原は声明発祥の地。仏教音楽にまつわる楽器が多く展示されています。歌だけでなく楽器もいろんな種類があるんですね。ここ実光院では、実際にその楽器に触れることができますので、よろしければぜひ、演奏してみてください。石で作られた鉄琴のようなものが置いてありました。偶然同席した別のお客さんが鳴らしていらっしゃいました。キレイな高音を奏でられていて、ステキでしたよー。

 

美しすぎる新緑の庭がある「三千院

三千院

最後は大原で一番有名なお寺、「三千院」へ。

実は私、事前に何も調べずに三千院に入りました。

受付を通り、まずはお手洗いをお借りしw、それから室内を拝見しつつ、聚碧園をまったりと楽しみ、そして。

 

目の前に広がる新緑の庭!

 

すごくびっくりしました。

美しい新緑がぶわーっと、突然目の前に広がるからです。

あまりにもキレイ、というより美しかったので、本堂の隅に座らせてもらって、しばらくお庭を眺めさせてもらいました。

ネットで検索すれば、三千院がどれほど緑まみれなのかはわかると思います。

けれど、自分の目で見る三千院のお庭は、まるで別世界に来たかのよう。そこそこ大きなお寺さんで、有名観光地なので人が多かったのですが、そういった周りの人が気にならなくなるくらい、圧倒的な美しさでした。感動というよりも圧倒されてしまいました。

本当に、本当に、ほんっとーに! 美しい庭なので、ぜひご自分の目で見てください。そして静かな緑に満たされた庭をゆっくり歩いてください。本気で雑念が薄れます。心が浄化されますよーっ!!

新緑の庭を抜け、進行方向に向かって進んでいくと、わらべ地蔵さんがいらっしゃったり、弁財天さんがいたりします。そして梅雨時期に行けば、紫陽花が大量に植わっている庭が待っております。6月に行かれるかたはぜひ、紫陽花苑をお楽しみください。

ところどころに休憩所がありまして、境内をじっくりと見ることができます。私は上の方の休憩所で少し休みつつ、庭をまったりと楽しみました。

とーってもステキなお寺さんなのですが、一つだけ注意点があります。

それは、想像以上に広いお寺さんだということ。

他のお寺さんがこぢんまりとしていたので、三千院も同じくらいの規模だろうと思って入ったのですが、他のお寺さんの三倍はあります。そして奥の方は小高い山になっておりまして、上り坂もそこそこあります。玉砂利が敷かれている場所などもあり、ちょっと歩き辛いのが難点。足が悪い方は気をつけてください。特に今回は雨上がりだったこともあり、石畳の上などはすべりやすくなっていました。足元に注意して、なるべくゆっくりとめぐるといいでしょう。

 

終わりに

台風の翌日ということもあり、人が少なくて本当にまったりと楽しむことができました。

音無しの滝に始まり、最後の三千院まで、比較的ゆっくり回って4時間ほどといったところでしょうか。朝8時過ぎに到着して12時頃にはバス停に戻りました。ゆっくり回るとそれくらいの時間がかかります。

けれども、本当に充実した時間でした。静謐な空間をゆっくりと歩き、雑念を払って己の心の奥底に眠る声に耳を傾ける。

そんなことが出来る場所でした。

日々、いろんな情報にまみれた生活をしていたので、雑音や雑念を取り払う事ができて、めちゃくちゃすっきりしました。

心がなんだか疲れている、鬱々としている、そしてモヤモヤしていらっちゃる方は、大原に来て心を晴らしてみませんか?

もしかしたら何かをひらめいたり、悩み事を解決する糸口がつかめるかもしれませんよ。

忙しい現代社会人にこそ、おすすめしたい場所でした。

もう一度行きたいな。

 

以上、京都旅行記の最後、大原めぐりのご紹介でしたーん。