すきろぐ。

美容関係を主に、iherbのレポなどを書いています。

読書家女子におすすめな『後宮の烏』

上質な中華ファンタジー小説を読もう

読書女子

読書してますか?chuckyです。

わたくしは結構、本が好きで読みます。が、なんか波があるようで本を読みたい(インプット)時期と表現をしたい(アウトプット)時期で読書量が違います。

一時期、ミニマリストの真似事をして家を整頓したので本を増やしたくないと思っているものの、このインプット時期になると1ヶ月に10冊近い本が家に届きます。いつの間に買ったんだ、自分。

そんなインプット時期になんとなく買って読んでみたら、すごく面白くてハマってしまった本を今日はご紹介します!

あまり本に馴染みがない方でも楽しく読める小説ですので、ぜひお手にとっていただきたい! という強い思いで紹介させていただきますね。

ティーンズ向けとあなどるなかれ!

後宮の烏

後宮の烏1&2

著者:白川紺子

 

集英社のオレンジ文庫、というレーベルから発売されている作品『後宮の烏』。

このオレンジ文庫というのは少女向けの作品を扱っているレーベルで、恋愛ものがメインになります。ラノベ文庫ではあるものの、少女向けなのでバトルとかはあんまりないようです。ようです、というのも私は子供の頃からティーンズ向けの小説は縁がなく。今回、後宮の烏を手にとったことで初めてオレンジ文庫というレーベルを知りました。いやはや、申し訳ない。

少女向けか、とちょっと気圧されたかもしれませんが大丈夫。

オレンジ文庫はやや大人向けっぽいです。ガチなティーンズ向けは昔からあります『コバルト文庫』の方ですので。こっちのレーベルは知ってますよ! 読んだことないけどw

著者の白川紺子(こうこ、と読むそうです)さんはもともとコバルト文庫で活躍されていた方。満を持してオレンジ文庫で出版って感じなのでしょうか。コバルト文庫で出版された小説もちょっと読んでみたいです。

後宮の烏の他にも面白そうな作品がそろっているので、また手を出してみようと考えております。

 

『後宮の烏』ってどんな作品?

タイトルがちょっと怖い感じ+表紙の絵もすこーしミステリアスかつホラーテイストなので、おやと思われる方も多かろうと思います。

実は最近、ホラー小説を読みまくっておりまして。それもあいまってこのタイトル&表紙を見て手に取ったところもあります。

小野不由美先生級のホラー小説、というわけではなく、題材に幽霊を取り扱ってはいますが、全然怖くありません。

ジャンルは中華ファンタジー。

とある島国を治める帝の後宮に『烏妃(うひ)』と呼ばれる妃がいます。けれど彼女は妃としての仕事はせず、ただ後宮に住み続ける謎の存在。不可思議な術を使い、呪殺から失せ物探しまで、なんでも引き受けてくれるというけれど、その正体は謎に包まれています。

この作品の主人公はその『烏妃』である16歳の少女、寿雪(じゅせつ)。彼女が時の皇帝・高峻(こうしゅん)と出会い、彼の依頼を受けることで運命が動き出します。

基本的には幽霊が絡んだ事件を解決して、そこから『烏妃』にまつわる謎が解明されていく形です。

必ず幽霊が出てきますが、脅かしてきたり怖い描写は一切なし。そこは少女向けというか。まあ、ホラー小説ではないので当然ですけれども。

中華ファンタジーではありますが、若干のミステリー要素があります。難しいトリックが出て来ることはありませんが、この幽霊にまつわる話はいったいどこに着地するんだろう? というワクワク感があります。いいですね、ミステリー要素! 最高です。

とまあ、中華ファンタジーと若干のミステリーが楽しめる作品というわけですね。

 

ここがイチオシ!

あらすじや設定はわりかしスタンダード的ではありますけれど、イチオシポイントはそこではありません。

まず第一に主人公の寿雪がめっちゃかわいい!

クール系主人公なんですけど、お菓子が大好きでそれにつられちゃったりします。ツンデレというよりクーデレ系。それがまた怪しい雰囲気とあいまってものすごい魅力なんです。私、こういうヒロインが大好きなので、読み始めてすぐに好きになりました。

情景描写が美しい&ミステリアス

情景描写がとにかく美しく、かつミステリアスな雰囲気をしっかりかもしだしてくれているので、読んでいて情景がありありと想像できます。本当に文章がお上手というか美しすぎる。それだけでなく主人公の感情描写もねちっこくなく、さらりとしつつもふわっと情緒が溢れてくるので、読んでいて胸を掴まれるのです。あんまりねちっこい感情描写が好きではないので、このくらいドライかつほんのり匂わせ系だと安心して読めます。

次に幼い恋愛感情が進んでいくのがいい

少女向けなので、やっぱり恋愛は含まれます。

けれども、その恋愛が幼い。そして進みがめっちゃ遅い! お互い惹かれ合い始めた? くらいなんですよ。そこがまたいい! まどろっこしさはなくて、応援したくなるような幼い恋。たまらん。本当にたまらんです。ここから寿雪が恋心を自覚して、嫉妬心みたいなものが出始めたら、また新しい魅力になるんだろうな〜みたいな。その嫉妬心を白川先生はきっと美しく描写してくださるんだろうな〜みたいな期待でいっぱいです。そういう寿雪も見たいけど、まだ今の幼い恋心に無自覚でクーデレな彼女のままでいてほしい気もします。

本当に目が離せない作品です。

 

まとめ

ラノベはまあまあ読んでましたけど、完全な少女向け小説って現役少女時代には全然読んでませんでした。大人になってから角川ティーンズ文庫の『身代わり伯爵』シリーズは読みましたけど、結局あれ以降は手に取りませんでした。大人の女性向け小説でもそうですけど、がっつり恋愛系はやっぱり興味がないし苦手なんですよねー。別の要素が入っているほうがいい。

そんな趣味の私をとりこにした『後宮の烏』は文句なしに面白いですし、男性女性、性別年齢関係なしに読んで面白い作品です。

食わず嫌いせずにぜひとも読んでほしい一作!

私は出版関係の人間でもないし、白川先生の友人知人でもありませんが、とにかく面白くてドハマリしてしまったので全力で応援&宣伝していこうと思います!

3巻を心待ちにしつつ。

 

 

以上、今日は『後宮の烏』全力応援レビューでした。